梅肉エキス


梅肉エキスの原料の青梅は、粉吹きのサルノコシカケを蓄えるようになった鶯宿梅の老木の青梅です。 
昔から『長寿の秘薬』とされた、梅のサルノコシカケは、ここ10年来市場から消えているようですが、鶯宿梅は、収穫量は多くありませ巣が、在来の梅の中で、一番優れた品種と知り選びました。 徳重紅梅園では「真土不二」に添って栽培品種に、鶯宿梅を選びました。
 
約千年の昔、村上天皇(946〜967)が、清涼殿の梅が枯れたため、紀貫之の娘、紀内侍の庭にあった見事な紅梅を所望され、清涼殿に移植されました。その紅梅の小枝に 
『勅なれば いともかしこし鶯の 宿はと問わば いかがこたえむ』
と、紀内侍の結び文がありました。 これをご覧になった村上天皇はいたく感じられ、紅梅を、もとの紀内侍の庭にかえされました。 以来、この紅梅は 『鶯宿梅』 と、呼ばれるようになったとあります。

 日本の昔からの、伝統製法でつくられる梅肉エキスは、
    先祖伝来 『食と命』 の英智の食品です




エキスが煮詰まってゆく様子
初日 
大鍋に搾りたての青汁を入れます。
1〜2日目 
色が少し変わり、灰汁が出てくるので、丁寧にとってゆきます。
3〜4日目 
青汁の色が黒くなり始めます。
エキスの沸騰具合を注意して見ながら、火加減を調整してゆきます。
灰汁は丁寧にとってゆきます。
4〜5日目 
色はエキスの様に真っ黒になり、青汁も粘り気が出てきます。ここからは、弱火で沸騰するかしないかの状態を保ち、灰汁を丁寧にとりながら、煮詰めてゆきます。
5〜6日目 
ここからは、経験と勘が頼りになります。
表面の泡の大きさや混ぜたときの感覚、しゃもじからエキスが落ちる様子を見ながら煮詰めてゆきます。
火加減もフ〜ッと息を吹きかけたら消えそうなくらいの超弱火にして、焦げない様にゆっくりと混ぜながら、丁寧に煮詰めてゆきます。
6〜7日目(完成直前)
常に鍋につきっきりの状態です。
泡が鍋全体から出ているか、混ぜたときの感覚、しゃもじからエキスがタラーっと落ちるか等を常に見て、すべてに納得のいく固さになったら完成です。
この仕上げの状態が一番難しく、これがエキスの出来栄え左右する重要な作業です。
完成
鍋を傾けもこぼれず、表面の固さを見て、納得がいけば瓶詰めします。
完成した時には、本当にほっとし、うれしくなります。
梅肉エキスは、鶯宿梅の青汁だけを7〜8日間、土鍋で箸に取れるようになるまで 〔水分約1.8%〕 煮詰たもので、無農薬ですから、梅の成分だけ凝縮されております。ご安心ください。
梅肉エキスは、凝縮させますから、原料の青梅は、徳重紅梅園の梅のように、無農薬で自然栽培の梅でないと、いけないと考えます。 徳重紅梅園の梅肉エキスの成分は、日本古来の鶯宿梅のためもあり、バランスの良いそれぞれのミネラルやビタミン等が、豊富に凝縮されており、成分分析表の示す通り、それぞれの含有量が多いため旨味もあり、300倍に薄めてもPH(ペーハー)が2.94〜3で、殺菌力や血液浄化作用等、優れている事が解ります。腹痛・食中毒・二日酔や毎日の健康維持に、是非お試し下さい。
ご利用のお客様から、たくさんお礼等お便りも戴いております。



梅肉エキス分析表
家庭の常備薬に
特徴・利用法

鶯宿梅の梅肉エキス

胃癌の9割を予防する?
【原料/鶯宿梅の青梅】
最近発見された、血液をサラサラにするムメフラールは、もともと梅が持っている成分ではなく、梅の青汁を長時間煮る事により、梅のクエン酸と糖の一部が結合して出来る成分で、徳重紅梅園では梅肉エキスを作るのに、土鍋で8日前後時間をかけて煮詰めながら、焦がさないよう仕上げていきます。
又、6月21日朝日新聞の日本癌学会の記事に、
「梅エキスに含まれる『リグナン』という成分が、胃癌の原因である『ピロリ菌』の動きを止め、増殖率を劇的に下げる事が実験で分っている」とあり、「胃癌の9割は解決出来るはず」と、
ありました。
最近、肝臓病の改善効果のニュースがありましたので、詳しく調べたいと思います。
鶯宿梅 梅肉エキス
200g 18,000円(税込18,360円)
100g  9,500円(税込10,260円)
50g   5,200円(税込 5,616円)
30g   3,500円(税込 3,780円)
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