Diary 2009. 10
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10月30日 (金)  

 旅から帰ったのは二十七日、翌日から早速梅の剪定作業で予定は達成しましたが、左膝が腫れて初めて病院に行きました。 レントゲンの結果、左膝の変形が原因とのこと。
旅に行ったこと、谷川等降りたり上ったり、林の中をずいぶん歩いたことも話しませんでした。 年が八十歳ですから ”年相応” と考え、湿布薬を頂いて帰りましたが、仕事を休んだお陰で柿の事を思い出して助かりました。 もう少しで鳥にやられるところでした。
鳥用の柿は、同じように熟れたら甘い柿が、右の写真ですが今年は豊作なのに、私の柿を狙うのです。 私用は 《ヘソグロ》 と云う子供の頃の思い出や、父の思い出が一杯の渋柿です。 籾殻の中で熟ませて、寒くなってから囲炉裏端で食べていました。 とっても甘い柿で、ヘソのところに、黒くグルグルと渦巻きの印があり、八十年の長い思い出の、一杯詰まった柿なのです。
 

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10月28日 (水)   紅葉一色の 飛騨山系

 今日は最後の日。 煙るような降るや降らずのなかを ”すずらん高原”の唐松林を尋ねましたが、映えわたる紅葉の山々に息を飲みました。
散り敷く唐松の落ち葉の道。 前を向いても横を見ても鮮明な紅葉ばかり、、、紅葉一色の世界でした。 御岳山の連峰は雨雲に煙って見えませんでしたが、カメラに収めて帰りました。
精一杯の良い旅、研修でしたから、帰りは明日からの梅の剪定作業に備え、バスのなかでも、電車の中でも、最終便の飛行機の中でも、ずーっと眠りっぱなし。 心の中はパンパンに充電しましたので、帰りの時間は、体力の蓄積に努めながら帰ってきました。 本当に 『リフレッシュ』 充分な旅でした。 
 

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10月26日 (月)   川の水が飲める 谷川

 今年も川の水が飲める 紅葉の谷川へ降りました。 私は梅の剪定作業のお陰さまで、降りる時はいいのですが、登りの帰り道は息が切れて ”生き地獄” なのですが、何時も必ず谷川へ下りて水を飲みます。 手にすくって飲む水、、子供の頃を懐かしく思い出します。 私達の通学路には、少し道草して回り道すると、川の砂利や砂粒まで透けるきれいな冷たい小川の流れがあり、川水を両手ですくって飲んでいました。 
毎年きれいな流れに、色とりどりの紅葉の谷、真ん中の写真は、何時も細々とお世話くださる岩本さん。 

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10月25日 (日)   小雨のため 古川見物

 昨年も雨模様のため、シルバー組は白川郷の見物でしたが、今年も小雨のため、古川へ行きました。 昨年と同じメンバーで、同じ世話役さんで、根尾の滝まで沢登りの皆さんには申し訳なくも、私達は心うきうきでした。
『まつり会館』 に着き、古川祭りの映像を見ましたが、狭い道路一杯に、高い立派な神輿と逞しい大勢の裸の青年と、隙間もない見物人等の熱気に、南国育ちののんびりした私達は、映像の中に引き込まれ、ただただ感動しました。
それに、各家々のきれいなこと、堀のきれいな水の流れに逞しい鯉、本当に今年も良い旅をさせて頂きました。
右の 『獅子』 の人形は、まつり会館の入り口に置いてあり 『拍手を打って下さい』 と書いてありましたので、何の気なしに手を打ったら、面白おかしくとても上手に、ピイヒャラの笛太鼓に合わせて獅子舞を踊るのです。その足捌きの上手なこと。 大人四人、子供みたいに『アッハハハ』と大喜び。 社員全員子供がいるので、お土産はこれにしました。

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10月24日 (土)   年に一度の リフレッシュ旅行

 梅の剪定を始めて半月、一年に一度きりの旅行に行ってきました。
九月に積立金までしている北海道旅行があったのですが、日本橋高島屋の宮崎物産展と重なったため中止。 飛騨小坂のリフレッシュ研修に参加しました。 
二十歳代から壮年まで男女総勢二十三名、私はずば抜けた最高齢者。 毎年あるのですが、剪定が遅れている年は中止します。 今年は自分の体力を知るために行きたくて、『もう先がない』 と剪定を頑張りました。
飛騨の小坂駅に降りたらすぐサイクリングですが、私は一足先に昼食をする川原 (左の写真) に行き、紅葉と青く澄んだ川原で皆を待ちました。
深呼吸なのか、あまりにも鮮やかな紅葉に溜息なのか、ああ! ああ! と我を忘れました。 宿に着いた時、あたりは黄昏て街灯が点り、本当に別世界でした。 仕事も、剪定もみんな忘れて、”我も忘れ” ました。

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10月20日 (火)   秋 たけなわ

 九月に植えたソマは、花の白さがかげり始めたとたん、もう実が着いていました。 植えつけて六十日で食卓に上がる作物の中で、ソマは唯一主食にもなります。 良く見ると、真ん中の写真ですが、花の下には、もう先の尖った三角形の実がついています。 今年はお客様に ”ソバがき” を食べて頂こうと楽しみです。
 柿は、私が ”耳たぶ” と交換してでも食べたい大好物で、暖かい気候で吊るし柿が出来ないため、 ”ヘソ黒” と云う在来品種の渋柿を植えており、熟ませて甘くなってから食べています。 毎年鳥に突かれて残念無念の想いをするので、そろそろ収穫して冷蔵庫に貯蔵、寒くなって剪定作業に疲れたら休みを取り、日向ぼっこでゆっくり食べようと、楽しみにしています。

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10月16日 (金)   荒川内の 剪定はじめ

 日が短くなり、工場周辺の選定は後回しに中止して、一番遠い荒川内の剪定に移りました。師匠の私が ”指揮棒” を持って 『この枝のここから切り落とす』 と指示しただけづつ切り落とし、主幹や主枝のバランスと通風、日照を考えながら整えて行き、専務達二人はその後をこまめに剪定して行くのです。
今日は私の体力の関係で、午前中で荒落とし組は切り上げ、五日間干した椿の実の取り入れでした。今、毎日近所周辺のお年寄りの方々が、散歩の途中で拾われたのは一k前後、自宅周辺に椿の古木がある方は袋一杯になると、椿油と交換されたり、現金に換えられたり ”ニコニコ” しながら帰って行かれます。 利益は絞った油粕くらいのことですが、金には換えられない、とっても嬉しい気分に満たされます。
暮れ近く剪定組みが帰ってきましたが、今日剪定が済んだのは九本、全体では約四百本、、頑張らなくては! 二十日間で終了させる予定なのです。 本気で頑張らなくては!
高いところを剪定する者、切り落とした枝を引っ張って片付ける担当、それぞれ分担してかかります。 工場の周辺は前も後も、今木犀の花盛りです。

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10月10日 (土)   晴天の 稲刈り

 台風がことなく過ぎて今日は稲刈りでした。
田植えは殆ど六月の上旬ですが、紅梅園は毎年六月の下旬です。梅の収穫加工が六月の中旬までかかる事と、無農薬栽培のため田の草は人の手で取りますが、早く植えると稲の生長期間が長く、草取り作業もふえるのです。
二十日ほど遅く植えても、収穫は殆ど同じ、、一週間遅れの収穫になるだけ、、季節が来ると賢い稲が、追いついてくれます。
今日は連休を見越して、専務が刈り取った稲束を、全員で掛け干しして行きます。無農薬で栽培するには、土つくりと草取り作業が二回きますが、草取りの下手がいると三回、今年は一回目の草取りの際、田の水加減のせいで草取りがうまくいかず、三回しましたが、みんなの苦労も加算されたようで、とても良い実りでした。
晴れ渡った空、霧島の峰、刈り取られた稲束を手際よく干していく社員たち、全員孫の年令ですが、私まで若くなった気分でカメラマンでした。

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