9月15日 (月)
温暖化防止は 急がないと
以前 永久凍土が溶け出した北の国や、南の海水に沈んでいく国の事を心配していましたが、今や私達の地方でも目に見えて、変化が早くなってきました。 先ず "蚊" ですが、以前は縞々のはっきりした5ミリ程の蚊が、 "ブーン" と羽音を立てて刺してくるので、肌に止まったとたん、刺される前に "ビシャ!" とつぶしておりましたが、今の蚊は、1ミリか2ミリも無いほどの小さな蚊で、何時刺されたのか解らず、後になって耐えられないほど痒く、昔の大きな蚊と同じ大きさで腫れ上がり、神経のテッペンにくる程我慢のならない嫌らしい痒さなのです。 又、雑草も、日本在来の雑草は、薬草も多く太陽の光を分け合って生きていましたが、輸入飼料等に混じってきた外来の草は、同じ "露草" でも茎も丈も5倍以上大きく、何もかも覆い尽くして、除草剤を使用しない私達の畑では、本当に泣かされます。 背高アワダチ草と、温暖化のせいもあるのでしょうが、 "すすき" さえも根絶させていきます。 今ススキは、保護してやらないと、だんだん消えていくのです。 私は殆どを自給自足に切り替え、生活費を切り詰めて、自宅を 太陽光発電 にしましたが、今年の冬から、暖房を、剪定で切り落とした梅の枝を利用して、 薪ストーブ に切り替えようと思います。 毎年会員や株主さん達と 『どんぐり千年の森』 活動で、ドングリの森を広げていますが、自然界の変化の早さに、地球の悲鳴や、昆虫や小動物達の悲鳴が聞こえるようで、もどかしくてたまりません。 出来る事を 出来ただけでもと、、考えさせられます。
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9月13日 (土)
種蒔きの 時期
お客様の依頼で、小鳥の "ピーコちゃん" ?の餌に、無農薬の物を食べさせたいとの事で、 "稗" を収穫したところ、その稗のこぼれ種が田んぼ一杯に広がって、大変でした。 お隣の田の持ち主さんにもご心配をかけましたので、 昨年は "粟" を植えましたが、植えつける度に風雨に傷められるので、最後はハウスに植えて、やっと収穫出来ました。 しかし今年は、風雨の気配がなかったので畑に植えたところ、写真左のように生育の途中で、駄目になってしまうのです。 そこで、農家の古老に教えを乞うべく、尋ねて回りましたが、殆どの方が 『粟は植えた事がない』 との事。 『さあー大変』 と、来年の事を考え、性根をすえて人選し、もう一度尋ねまわりました。 そして、粟の種蒔きは、『山百合の3番目の花が咲いた時』 との事。 昔、 『柿の花が咲いたら ? の種蒔きを』 とか "ソバ" 種蒔きは 『"二百十日は土の中 』 など聞いたのを思い出しました。 どうして書き留めて置かなかったのかと今、悔やまれてなりません。 昔の人は賢かったと思います。 こんなに気象変動があると、暦の通りには行きません。 植物同士のほうが確実です。 『今からでも遅くはない』 と、種蒔きの記録と結果を、つぶさに書き残す事にしました。 "ピーコちゃん" の餌には、細心の注意をしながら "稗" を収穫することにします。
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9月10日 (水)
稲の 成長
9月始めに稲の花を撮影に行った時、稲の花は散って稲の穂が垂れ始めており、半月ほど早く田植えの終った隣の稲は、もう全部穂が垂れていました。 あの日から10日足らず今日行ってみると、写真左が紅梅園の稲、真ん中が半月ほど早く植えられた隣の稲穂です。 毎年、収穫までには追いつくので、私達は、田の草取りの回数を少なくしようと思い、遅く植えるのですが、今日見ていて、みんなと一緒に植えても、稲が大きくなれば、太陽の光を遮るわけだから、草も生えないはず、、、と、考えました。 なんだか、稲たちが廻りの稲に追い付こうと、必死で頑張っているようで可愛そうでした。
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