Diary 2006. 8
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8月31日 (木)   小雨の中 カボチャの収穫

 熊本市在住の、日本総合医学会会長で理学博士中嶋常允先生は、私共の恩師です。
人間と食べ物、食べ物や植物と土の関係、果ては森羅万象にいたるまで、ひっくるめて、総合的にご指導下さる先生が、何時も私におっしゃることは、「早く梅肉エキスを普及させて、日本人を健康にして、健康保険税を軽くする事だ。皆が健康になれば、保健税も軽くなり、一石二鳥だ」と、国民全体の健康です。
 私が中嶋常允先生に出来るご恩返しは、最高の梅肉エキスを、早く多くの人に普及させる事なのです。 無農薬で、ミネラルたっぷりの梅を生産し、日本伝統の製法を正しく守って、良い梅肉エキスをつくるところまでは、たどり着いたのですが、『普及させる』と云うことは、一番難しいようです。

 雨に濡れて帰ると、今日も三鷹市の松生さまから『心のこもった梅エキスを本当にありがとう御座います。おかげ様でこの夏も元気に過ごすことができました。』とお礼とご注文をいただき、東京の樋口さまからは、「梅肉エキスのお供を連れて旅行にでかけるつもりです。」と、添え書きの入った私の大好きなパイが、高島屋から届きました。 有難く早速ご仏壇にお供えしましたが、お買い上げ下さったうえに、プレゼントまで戴いて、明日も頑張りましょう。 


8月30日 (水)   人参と 小松菜が伸び始めました

 最初植えた人参・ほうれん草・小松菜・大根など、先日のノロノロ台風の雨風で、全部叩かれて駄目になり、2回目の人参と小松菜が伸び始め、ほうれん草も双葉がでて、今日は人参の草取りです。
梅園の草刈に手間取っているため、カボチャの収穫も遅れ、カボチャのお尻がくさり始めたのがありますが、お客様が、小松菜やほうれん草を心待ちしていらっしゃるし、野菜の草取りを先にしました。
又、鹿児島の湖城様から商品到着のお礼に添えて「毎日30度を越す熱さですが、これでしばらくは安心です」とあり、恐縮してしまいます。宮崎の猪俣様かも、パッキン代わりの野菜のお礼とともに「私は、特に梅肉エキスを頼りにしています。元気が出ます。」とお便りが届きました。 頑張らなずにはおれません。それに、野菜の様子見に行くたび、「草に押しつぶされる!」と、野菜の悲鳴がだんだん高くなっていくようです。
左は、人参より大きい草の陰に立ちすくむ細い人参。 真ん中は草取り途中の人参の畑。 右は、草と一緒に育つ菜っ葉です。

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8月26日 (土)   一番有難く 励みになる応援者

 伸びすぎた梅園の草対策について、ゆっくり日曜日を過ごした月曜日、『根気よく、しっかり考え工夫しながら、絶対梅園をきれいにして、梅達に「ご苦労様」と、言ってもらおう』とか、「草に負けてたまるか!。自分達が逃げ腰でかかっていた天罰だから頑張れ!」等、真っ向から取り組ませるための言葉を、行きつ戻りつ考え悩んでいるところに、埼玉県の早野さまから、梅肉エキスとお野菜のお礼と一緒に、『雑草抑制の資料』が届きました。 まるで天の助けそのものでした。
今、『雑草抑制』に使っている物より、枯れて敷き草となり雑草の繁茂を抑える期間が、約2ヶ月ほど長いようです。その『まめっこ』にもまして、草野様の応援が胸を打ち、私のエネルギーとなつてやる気が湧いてきました。
私の使命は、若い後継者をキッチリと育てることです。 頑張ります。
写真左は、今から刈り進む梅園の草。 真ん中は梅園の雑草の仲間で、優しい『ゲンノショウコ』。 右は同じく梅園に咲く名前を知らない優しい草花です。 自分達の油断が原因で伸ばした草なのに『ウンザリ』。 しかし、その足元に咲く可憐な花に心が和み素直に反省。鬼に見えた草に『二度とこんな事にはしません、ごめんなさい』と帰ってきました。

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8月25日 (金)   若い男性組は 夏草と悪戦苦闘

 里芋の草取りの最中、「ちょっと、カメラマンしてくるね」と、梅園の草刈現場に行ったところ、経験4年の半端な指導者と、農大校卒の2人、伸びすぎて元気いっぱいの雑草に振り回され、四苦八苦していました。 ここまで雑草が伸びて、仕事に追われる状態になってくると、手も足も出ない気持ちになり、つい『逃げ仕事』になります。
激励叱咤したものか、応援団を探すべきか、梅園脇の藪椿の下で考え込みました。
もうすぐ9月、梅は休眠期に入り、梅園は地力もあり樹盛も良いので、時間はかかっても、真っ向から取り組ませようと腹をくくり、『達成感』を実感させるチャンスにしようと決めました。
『頭を使って仕事せよ。自分なりに工夫して作業する。』と、毎日言っているのに。『報告、連絡、相談』のために朝礼、終礼を実行しているのに。と、確認を怠った自分が一番悪いのに、カッ!カッ!しなから、「77歳は限界なのかな?」心で愚痴りながら、写真を撮ってきました。
左は『逃げ仕事』で半端な、草刈後。 真ん中と右は、悪戦苦闘しているのに仕事が進まない2人。

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8月23日 (水)    梅園の草プラス 里芋と野菜の草取り

 昼間の暑さに参ってしまい、何とも気力が失せたところに、若い二人は22・23日研修へ。 俊一郎がもくもくと頑張るので、今朝から、朝、涼しいうちに草取りしようと、5時半起床、そのまま畑に出て、2時間 7時半まで作業して風呂に入って、、、と、計画を立て飛び出したところ、朝の涼しいうちは、草を取った後のきれいさに夢中になり、8時過ぎ、来客があって初めて、泥だらけの自分にかえりました。
明日から、又若い2人は草刈で、私達は里芋の草取りです。 お客様から「里芋のおいしかったこと」とのお礼のお電話や、おはがきに、ついつい沢山植えてしまい、草取りも2日3日とかかってしまいます。
写真左は、溜息の出るような里芋の草。 次は3人で「いざ、草取り開始」、体がスッポリ入る里芋の中は、「空気がほしい!」と思うほど、風が通らず、息苦しい程でした。 
紅梅園以外は、除草剤を使いますから、草取り作業はありません。
右の写真は、25日夕方、やっと草取りを終えた里芋畑です。 すっきりと風通しがよくなりました。

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8月20日 (日)   :元気いっぱいの夏草と悪戦苦闘の毎日

 お盆休みに入る前、時間切れとなった梅園の草刈り、、。15日からずーーっと、毎日悪戦苦闘です。
13日は疲れがどっときて、昼前まで何もかも忘れてぐっすり眠りました。 それから食事して、仏壇のお掃除にかかりましたが、すむや否や又、どうしようもなく眠くて『マッサージ器』の上でそのまま夕方まで眠ってしまい、屋敷の中にある野仏さまに「すみません。ごめんなさい」と、謝りながら、孫と一生懸命お掃除してお供えを済ませたときは、夕闇のなかでした。
 お盆があけて、男性組は、16・17・18日とひたすら草刈で、若い二人は19日、友人の結婚式で中休み。 俊一郎は一人で、お弁当と梅ドリンクの氷水を持って、もくもくと草刈り、、。
女性組は、お盆の間に重なったご注文のお客様へ出荷でしたが、長雨のせいか『カメムシ』が異常発生していて、ナスやピーマンは全滅に近く、お荷物の間のパッキン代わりの野菜あつめに、四苦八苦。 「無農薬で生産すると言う事は、こうゆう事ですからね」と、納得させながら、励ましながらの毎日です。


8月12日 (土)   炎天下の草刈り

 去る5日から、シソ摘みと同時に梅園の草刈も始めましたが、フレッシュマン達の不慣れもあって、梅干の土用干しを最優先するため、どうしても草刈が後回しになり、お盆休みの直前に、ようやく草刈の本番みたいになりました。
 極暑で元気なのは、濃いグリンの『ヘチマ』と、『さるすべり』の花。 ヘチマは、棚の大きな葉の涼しい日陰にぶら下がって、グングンと大きくなりますが、さるすべりの花は、絹のように薄い花びらなのに、カンカン照りの『紫外線極めて強い』情報の極暑の太陽をまともに受けて、涼しい花姿でゆれている、、「どうして強いのだろう」と、今更ながらつくづく見つめていたら、クラクラして脳天に手を当てたところ、びっくりするほど熱くなっていました。 この夏は、『さるすべりの精』を少しでも良いから、ほしいと思います。 
 梅園の草は一度倒れて立ち上がりが、私の腰の辺りまで伸びてしまって、とても刈り難くなってしまい、モアと、刈り払い機の両方で刈らないと、どうしょうもなく、お盆前は、モアだけの草刈で時間切れとなりました。 無農薬、有機肥料の栽培は、これが、大変です。 しかし草は、何よりの肥料にもなり、こんな勢いで草を大きくする地力でないと、良い梅の実も取れません。 
無農薬・無添加、『いのちの食べ物』を生産する、私達紅梅園の正念場です。
左の写真は伸びた草、真ん中は、『トラガリ』で時間切れ草刈の梅園。右は炎天下に咲くサルスベリの花です。

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8月5日 (土)   1ヶ月で 又、梅園の草刈です

 梅園に行って見たら、前回刈ってまだ1ヶ月経つか経たないかなのに、草が、私の腰まで伸びていました。 これ以上伸ばすと、草が梅の分の水分を吸収してしまうので、今日から、シソ摘みと草刈りに分かれての作業。 若い二人も、応援の人達も、一生懸命です。 私は、餅粟(雑穀)の間の草を、草かきで掻いて、先ず草の勢いを殺いで草取りまでの下準備でした。
『暑い』とか『熱中症』等言っていたら、作業になりませんので、梅肉エキスや、梅ドリンクを、充分補充しながら、頑張ります。
それから、ヘチマですが、今日見たらびっくり!、大きいほうは食べごろになっていました。 写真を撮って収穫し、お味噌で炒めて今夜の夕食にします。 
2日の日のヘチマと、今朝のヘチマ(62時間)後のへちまと比べてみて下さい。びっくりの成長ぶりです。 炎天下、今年もサルスベリの白が咲きました。

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8月2日 (水)   3回目のシソ摘み

 昨日から3回目のシソ摘みです。
シソをたっぷり使うと、梅干のビタミンAの成分が多くなるので、標準の2倍、青梅100kにシソを約40k使います。 シソは、ビタミンAが多いだけではなく、無添加で減塩の梅干にとっては防腐の役目もしてくれて、一石2鳥なのです。
 私は、容赦なく照りつける太陽に、若い後継者達とは一緒に作業できないため、早朝6時からカボチャの収穫係りを勤め、58個収穫しましたが、畑からの帰り、へちまの棚の下を通りましたら、昨日、黄色い大きな雌花の後ろに、形ばかりの5cm程のへちまが、一夜にしてへちまになっているのに、びっくりしました。 記録を取ってみます。
左は2回目を摘んで20日経ち今日摘むシソ。 右は生まれたばかりのへちま。
 

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