Diary 2008. 4
4月27日 (日)
スズメ蜂の巣
昨年の夏、自宅裏のちょうど風呂の窓近い藪椿に、スズメ蜂が巣をかけました。 お風呂の窓は広いので、いろいろの草木や昆虫が同じ目線に見えるので、ゆっくり蜂の出入りを眺めて良いのですが、トイレは窓を空けた時、ちょうど目線の高さでクローズアップされ、ビックリする事もありましたが、何時の間にか家族になっていきました。 時には朝風呂の中から 『お早う』 と言ったりして、、、。
秋になり、初冬が来て、寒い朝などは気になってしかたがありませんでした。 心配しても自然にまかせるしかありませんので、気にかかりながら見ないようにして年の瀬を越し、正月の朝確かめたときには、静まり返っていました。
今年、藪椿の真っ赤な花盛りの時は、無事きれいでしたが、目白や小鳥達が、椿の密をもらいに来たついでに突いたのか、今日は外壁がはがれて、中の棚が丸見えになっていました。
壊れだしたスズメ蜂の巣の下には、ヒメシャガの淡い花が咲き、綺麗な花にしゃがみ込んで、わけのわからない溜息が出ました。
4月26日 (土)
梅の実と桑の実とびわ
一回目の草刈が終わり、荒川内の梅園に行って見ました。 段々畑の山里で、一番自然が残っている梅園です。
今日は、梅の実と、桑の実と、山びわ (昔からこの里に伝わってきたびわ) と、みんな子供で、同じ畑で育っているので、写真を撮ってきました。 140a(4200坪)の段々畑に、梅は約250本ですが、桑も、山枇杷も、梅園の土手に1本づつあって、木の年齢は桑が一番で推定80年。 次がびわで、約30年、梅はまだ14年〜15年です。 しかし、子供達は梅が一番兄貴で5月から収穫。 次に山枇杷が6月で、桑の実は秋の気配が漂う頃になります。 桑は先日19日の日に、花盛りでした。
4月25日 (金)
今朝 霜がおりました
今日は4月25日、霜が降りました。 このところ、明け方16度前後、昼間22度前後の毎日で、白菜も花が咲き葱も太りすぎて困ったのに、今度はいきなり霜です。 地球温暖化や異常気象は、お題目を唱える時期は過ぎて、今すぐ実行に移しても間に合うかどうかの、瀬戸際まで来ていると思います。 温暖化だけではなく、乱高下する気温、桁外れの風水害や竜巻など、じっとしておれない気持ちです。
今、梅の実は人間にたとえると中学生、成長ざかりで日に日に太り、丸くなり、つやつやして、私は一年中で一番嬉しく、ワクワクと心躍る季節なのです。 昨夜は心配で、ヘッドに座って祈りました。 梅園のワラビは霜で全滅でしたが、梅は大丈夫でした。
5月の中旬、あと半月もすると、梅は大人になり収穫です。 八重桜と都忘れの花盛りがいっしょで、なんだか馴染めない季節の移りです。
今日咲いている庭の花で、左は花盛りの八重桜。 真ん中は桜の下に咲いた都忘れ。 右は今日の梅の実です。
4月19日 (土)
今年1回目の 草刈り作業
3月8日を最後に、梅園からのお便りがストップしておりました。 気持ちは若いつもりで張り切り過ぎたのか、あれ以来、医者に行くほどの事はなかつたのですが、寝込んでしまいました。 ほんとに久しぶりに、下の狭間田から聞こえてくる蛙の声や、鶯の声を聞いたり、時々すぐ窓近くの椿に、ズシッ とするような羽音のひよどりがきたり、菜花の香りが流れてきたり、、、。 ほんとに久方ぶりに 『我が家はいいな』 とゆっくりしました。
考えてみると、来年は80歳なのに、椎茸のコマ打ちをしたり、新しい加工場を建てたり、肉体の年齢を棚上げしてしまって、気持ちばかりが人間盛りの40歳代になって、頑張りすぎたようです。 これが老化の証拠でした。
久しぶりの梅園は梅の実が太り、草が伸びて、早速今年1回目の草刈をはじめました。
左は椎茸原木、クヌギの花で、秋には丸いドングリが実ります。 真ん中は桑の花で、秋には小指の頭ほどの実が成ります。 右は、草刈を始めるまえの梅園ですが、長いのは腰のあたりまでのびていました。
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