Diary 2012. 11
メニューに戻る
11月3日 (土)   無農薬梅生産グループ結成

 文化の日の今日、十八年かけてようやく 【大根占無農薬梅生産組合】 が結成されました。 
平成五年、NHKのテレビで、紅梅園が無農薬で梅を生産している二回目の放映があって間もなく、鹿児島県大根占町から梅生産農家の方々が来訪、生産指導の依頼を受けました。

あの日から十八年、片道二時間もかかる集落まで、夜の道を何十回往復した事か、、 六十才台の私は元気満々、 有機農業を復活、定着させたい一心で使命感に燃え、夕方仕事を終えるとそのまま、夜の時間を利用して大根占まで飛ばし、みなさんが用意して下さったご馳走で夕食をしながらの講義。 夜中の帰り道で、迷った事もありました。 
今日も話しに出ましたが、生産現場の畑で、町長も参加の勉強会のとき、私がたまりかねて裸足になり、畑に下りて現場指導した時、町長さんが 【こんな遠くまで来て、これ程熱心に指導して頂き恐れ入った。町としても出来るだけの応援をする】 と約束して下さいました。 又 ある日、梅生産グループと、町の職員の方々とマイクロバスの利用が重なった時、梅のグループを優先させ、梅園に通じる農道の整備もして下さったそうです。

あれから十八年 今日の結成式では七軒になり、私は八十三歳になってしまいましたが、ようやく肩の荷が下りました。 
これで、【原料 大根占無農薬梅生産組合。 加工販売 (有)徳重紅梅園】 と銘打って、消費者の方にも 生産者の方にも責任をもって販売出来るようになります。
今までは、いくら無農薬で生産されていても、紅梅園ではどうしようもありません。 紅梅園は 【自家生産した原料だけを、加工販売する】事を理念としており、紅梅園の原料の中に混入する事はできません。 又、量の問題で、個人別に加工する事も出来ませんでした。




ホームに戻る土へのこだわり成分分析会社概要商品紹介有機野菜ご注文お問合せ
Copyright (c) 2005 KOUBAIEN All right Reserved.