11月29日 (日)
広畑梅園の 代表梅
梅畑として一番初めに買った、まとまった面積の梅園を、 ”広畑” と名付けました。 その広畑の代表だった大木の梅が、今から十数年前周りの数本と共に、 ”白モンパ病” に取り付かれましたが、中嶋常允先生の 『エーザイ生科研』 から孫工博士と担当の松元さんが、”モンパ病の新薬” のテストにして下さいました。 文字通り ”人間の癌” と同じく、侵されていた根は全部切り取り、徹底した手術を施して、患部に微生物と発根剤を塗布し、この梅は ”ダルマ” のように、根は殆ど切り取られ、幹までも削り取られて、四方八方から ”ツッカイ棒” で支えました。 お陰でその後、モンパ病は陰を潜め梅園は救われました。 しかし、その二三年後の台風でこの梅は ”ドッタリ” と倒れ、やがて ”ホタ木” となって朽ち初めましたが、そのままにして置いたところ、何時の頃からか再生した梅です。 左の写真は正面(東側)です。 朽ち落ちた元の根の下から新しい根を張っているのが解ります。 真ん中は少し南側から、右の写真は西側、反対側からの姿で、今はりっぱに実もつけます。来春の花盛りが楽しみです。
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