1月15日 (月)
お客様から
年明け早々 いろいろあって、久しぶりに机に向かってみると、お客様からの年賀状など、お便りが届いています。 『紅梅園さんの梅干をいただいていると、他の梅干は食べられなくなりました。子供達も、外で食べたときに美味しさがよくわかるようです。自然の恵みをお届けくださり感謝です。』『病院で治らなかった孫のお腹、梅肉エキスで治りました』『梅肉エキスで体も、気持もすっきりする毎日です。』『梅肉エキスは風邪の時、本当によく効きました。 又お野菜を有難う御座いました。今朝も大根おろしの美味しさに感動でした。』
新社員を採用した昨年末は、全員にボーナスどころかお小遣いも出せず、心の重い正月を越したところにお客様の訃報と続き、心も体も重く机の前に座ったら、お客様からのお年賀や手紙が置いてありました。 商品のパッキン代わりに詰めさせていただく、お野菜の御礼と一緒に、梅肉エキスや梅干の御礼や励ましのお便りです。 こちらから差し上げるはずのお礼状を、お客様からたくさん頂いて、本当に嬉しく有難い気持ちでいっぱいになり、『明日から気を取り直して』と背筋がシャンとなりました。 良い仕事に取り組んで幸せです。
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1月10日 (水)
お客様が 何時の間にか身内に
昨日の朝、何時ものように贈り物を用意して『何か他に必用なもの、欲しいものないですか?』と聞こうと思って電話したところ、何時もはすぐ出られるのに留守のよう。 一人暮らしで一人っきりで、ご高齢なので気になり、それから1日中電話しても駄目。 一夜不安で今朝、早くから電話しながら役所が始まるのを待つて、あちこち手を尽くしても『個人情報』の壁でどうにもならず、泣きたい気持ちで警察にすがりついたところ、『朝日新聞に訃報の葬儀と喪主の連絡先』が掲載されていて、つまってしまいました。
『私が大事にしてきた物を、貰ってくれない?。どうしても捨てられないし、あげる人もないし、迷惑でなかったら、、、』と、レコード・装身具(帯止め、指輪・ネックレス等など)・いっぱい届いたのは、去年の夏の事。
平成9年、NHKで紅梅園が全国に紹介された時『貴方気をつけてね。重石を足に落とさないように』とのお便りに添えて、商品と一緒にお届けする野菜の御礼として、灰かぶりのワカメが届いた。 以来10年の間に、何時の間にか身内以上の関係に育っていた。 一度もお会いした事はないのに、姿かたちまで心に浮かびつらい。 泣いて見たり、仕事をしてみたり身の置き場のないような日が暮れて、『仏様やご主人のところに、しかも、希望通りに(コロリ)と逝かれたのだ』と、気が付いて、仏壇の前でやっと我にかえれました。 鶯宿梅の梅のおかげさまで、何時の間にか、身内同様の方が全国に何人もいらっしゃる事に気付き、ご冥福を祈りながら、しみじみと仏壇の前で過ごしました。
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1月6日 (土)
今日は しっかりと冬日です
今日も梅の剪定でした。 1800本という本数は半端ではないし、剪定の達人がいないので、時間がかかります。 師匠の私がいないと、遅々として進みません。 昼前になると、天候はみぞれに変わりました。 しかし、冬は冬らしくしっかりと寒くないと、植物はオロオロすると思います。 昨年は一向に寒くならず、12月になつても梅の蕾が見えず、異状でしたが、下旬の突然の大雪でやっと、はっきり見えてきて、ほっとしました。 寒くなる季節には、はっきりと寒くなってくれないと、梅には季節の判断が、つきかねるのだと思います。
今年は、天暦年間、村上天皇のころから千年以上、日本の風土に進化してきた日本古来からの在来品種鶯宿梅は、昨年と似た気候だったのに、昨年の異状で賢くなったのでしょうか、異変は見せませんでした。 切り落とした梅の枝に、いっぱい蕾がついているので、お客様の荷物の中にお入れして、都会のお部屋に届けましょうか。 暖かい部屋では、早く咲いて香りも届くかもわかりません。
年末の大霜で、山茶花もみんな一晩で茶色にやけて、垣根の南天の実だけが、青空を背景に宝石のように輝いています。
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1月5日 (金)
明けまして おめでとう御座います
明けまして おめでとう御座います。 皆様のおかげさまで、新しい年を、心新たに迎えることができました。今年も又、どうぞよろしくお願い申し上げます。
年末の大掃除の時、ゴキブリが飛び出してきて、パッ!と叩こうとして飛びついたつもりが、バタッ!!と自宅の板の間に、もろに叩きつけられました。 呼吸も出来ないほどの痛さ。 少しそそっかしいのか、梅園ではチョクチョク切り落とした枝や雑草に足を取られて、バタッ!とこけますが、梅園の土が軟らかいのかどうもないのです。 骨折はない様子だし、忙しいので湿布して冷やしました。 それが、翌々日になって、両膝両腕、肩まで痛くなりました。 年取ると感覚も鈍くなるのか、翌日はそうもなかったのに、3日目から、少し大げさに言うと全身が痛いので、全身湿布しました。
日柄の良い12月26日後継者に、『私が生きているうちに、梅園も含めて全部を申し送るから、しっかり引き継ぐように』と、宣言したばかりでした。 本当に良かったです。 ずいぶん良くなりましたので、昨日から梅園の剪定を始めましたが、梅園の土はホクホクで、家の中より響きません。 初詣は7日に参ります。
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1月4日 (木)
年末に お手紙を頂いていました
季節のご挨拶の後、、、「お送りいただくお野菜、パッキン代わりなんてもったいない、頂いたらまず、どれも生でいただきます。 瑞々しくて「あーあ この味って、懐かしくなります、、。感謝とともに」。 とお便り下さいました戸田様は、昔、本当のお野菜の味を、味わっていらっしゃるのでしょう。 私も、自分とこのお野菜以外は、殆ど野菜の味がしないように思われます。 一番嬉しいお便りでした。有難う御座います。 まつたく汚染された事のない畑や、20年以上も汚染された事のない、都城の風土の土が育てた、お野菜です。
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